出産で不安なプレママ・プレパパさん必見!産前産後ヘルプ事業を使ってみよう!!


4人目の出産を控えたある夜のことです。
帰宅したら、妻がソファで倒れるように寝ていました。
お腹は大きい。上の子たちはまだ起きている。洗い物はシンクに積み上がっている。洗濯物は乾燥機の中で放置されたまま。
「ごめん、もう限界で……」
そのひと言が、今でも忘れられないんです涙
当時のぼくは薬剤師として長時間労働に晒されていました。朝から夜まで現場に立ち、帰宅するのは子どもたちが寝た後。家事にほとんど貢献できていない。それどころか、自分のことで精一杯という情けない状態でした笑
妻は4人目の出産間近で、疲労困憊。でも上の子たちの育児や家事は待ってくれない。
「なんとかならないか」と思ったとき、頭をよぎったのが産前・産後ヘルプ事業の存在でした。
育児しながら家事をどうやってこなすか。ワンオペで育児と家事を両立するにはどうすればいいか。この記事は、そんなプレママ・プレパパさんにこそ読んでほしい内容です。知っているだけで、本当に救われる制度があるんです。
産前・産後ヘルプ事業って何?
ひと言で言うと、公的な支援を受けながら家事代行を使える制度です。
名古屋市では「産前・産後ヘルプ事業(子育て)」という名称で提供されています。妊娠中や出産後に、ヘルパーさんが自宅に来てくれて、家事や育児のサポートをしてくれる仕組みです。
ぼくがこの制度を知ったのは、4人目の妊娠を区役所の窓口に申請・報告しに行ったときのことでした。担当の方から「こういう制度がありますよ」と教えてもらったんです。
正直に言います。
最初は懐疑的でした。
「家事にお金をかけるのか?」「他人を家に上げるのか?」「そこまでしないといけないほど追い詰められているわけじゃないし……」
そんなふうに思っていたんです笑
でもよく考えてみると、話は変わってきます。
自分の時間単価を考えると、自分が家事をする時間に見合う対価と比べてどうか。妻の疲労や精神的な負担を考えると、プロに頼む価値は十分にある。ぼくが帰ってから夜中に掃除や料理をするより、専門家にお願いする方がずっと効率的だし、妻にとっても安心感がある。
そう気づいてから、「思い切って依頼してみよう」となったんです。
あなたのご家庭では、産前産後の家事・育児をどう乗り越えましたか?あるいは今まさに「どうしよう」と悩んでいますか?
名古屋市の産前・産後ヘルプ事業、具体的にどんなことをお願いできるの?
名古屋市の産前・産後ヘルプ事業(詳細はこちら)の内容を、ぼくなりにわかりやすくまとめます。
対象者
- 産前:妊娠中(特に安静が必要な方や、上の子の育児で負担が大きい方)
- 産後:出産後おおむね1年以内のママ
上の子がいる家庭、多胎(双子・三つ子など)を育てている家庭は特に優先的に活用してほしい制度です。
お願いできること
主に以下のようなサポートが受けられます。
- 家事支援:掃除・洗濯・料理・買い物など
- 育児支援:上の子の世話・沐浴補助・授乳補助など
平たく言うと、家事代行とほぼイコールです。ヘルパーさんがプロとして来てくれるので、依頼したことは基本的にすべてやってくれます(もちろん時間内の範囲で)。
利用料金
利用者負担は1時間あたり300円〜と、民間の家事代行サービスと比べると驚くほどリーズナブルです(所得に応じて異なります)。市が費用の大部分を補助してくれているからです。
申請場所
お住まいの区役所の子育て支援課(または福祉課)へ。妊娠の届け出に行くタイミングでそのまま相談できます。
実際に頼んでみた感想、正直に話します
結論:頼んでよかったです。本当に。
最初に来てくれたヘルパーさん、とても丁寧な方でした。
ぼくたちが事前に「ここを掃除してほしい」「これを作ってほしい」と伝えておいたことを、時間内にきちんとこなしてくれました。
ここで一つ、大事なポイントをお伝えします。
お願いする前に、依頼内容を言語化しておくこと。
これが本当に大切なんです。
- どの部屋をどこまで掃除してほしいのか
- 料理なら何を何人分作ってほしいのか
- 上の子の世話は何をお願いしたいのか
ここをあいまいにしたまま頼むと、ヘルパーさんも動きにくくなります。逆に具体的に伝えるほど、期待通りのサポートが受けられるんです。
正直に言うと、最初の依頼のとき、ぼくたちは準備が甘かったです涙
「掃除をお願いします」だけ伝えて、「どこを?どこまで?」という部分が曖昧なまま当日を迎えてしまいました。ヘルパーさんを困惑させてしまったと思います笑
二回目以降は事前にリストを作って渡すようにしました。それだけで、体験がまったく変わりました。
相手はプロです。こちらがきちんと伝えれば、きちんと動いてくれる。ビジネスとして成立しているサービスなので、変に遠慮しなくて大丈夫です。
実際に利用してみて、妻の顔が明らかに明るくなりました。「誰かが来てくれるというだけで、気持ちが楽になる」と言っていたのが印象的でした。
産後って、孤独なんですよね。特に上の子がいると、子どもたちの世話をしながら自分の体を回復させなければいけない。そこに「助けに来てくれる人がいる」というだけで、気持ちの余裕がまったく違う。
あなたは今、誰かに頼れていますか?
「家事にお金をかけるのは…」と思っているあなたへ
ぼく自身がそうでした。
「家事は自分たちでやるもの」という意識が、どこかにあったんです。頼むことへの罪悪感みたいなものもあった。
でも薬剤師として15年以上働いてきて、医療経営コンサルタントに転職して(40歳を超えて未経験、115社に応募して114社落ちながらも諦めずに動き続けた経験がある笑)、今思うことがあります。
「頼る」ことは、弱さじゃない。判断力の話だ。
コンサルタントとして病院経営に関わる仕事をしていると、「選択と集中」という言葉をよく使います。自分がやるべきことに集中するために、それ以外は外部に任せる。これは経営の基本です。
育児だって同じです。
妻が産後の体を回復させることに集中できるよう、家事はプロに任せる。ぼくが仕事から帰った後の限られた時間を、子どもたちとの時間に使う。
そのための投資として、産前・産後ヘルプ事業を使う。
「刺激があるから人生は愉しい」が座右の銘ですが、追い詰められた状態では刺激も楽しさも感じられないんです。余裕があってこそ、育児も仕事も楽しめる。
制度を使うことは、賢い選択です。恥ずかしいことでも、甘えでもない。
「そこまでしなくても大丈夫」と思っているうちに、妻が倒れる。ぼくがそうなりかけた。だから言えるんです。
早めに動いてほしいんです。
利用開始までの流れ、これだけ知っておけば大丈夫
区役所の窓口に行くことすら大変なプレママ・プレパパさんのために、流れをシンプルにまとめます。
STEP1:区役所の子育て支援課に相談する
妊娠届を出すタイミングで、「産前・産後ヘルプ事業を使いたい」と伝えるだけでOKです。すでに妊娠届を出し終えている方も、今からでも相談できます。
「どんな状況か」「何に困っているか」を正直に話してください。担当者が丁寧に説明してくれます。
STEP2:利用申請をする
窓口で申請書類をもらい、必要事項を記入して提出します。所得確認のための書類が必要なケースもあるので、事前に確認しておくとスムーズです。
STEP3:ヘルパー事業者とのマッチング
市から登録事業者を紹介してもらい、直接連絡を取ってサービス開始日や依頼内容を相談します。
STEP4:依頼内容を事前に言語化しておく
これが一番大事です笑
掃除してほしい場所・料理のリクエスト・上の子の対応など、できるだけ具体的にリストアップしておきましょう。当日に慌てて伝えようとしても、うまくいかないことが多いです。経験談です涙
詳しくは名古屋市の公式ページをご確認ください。 👉 名古屋市 産前・産後ヘルプ事業(子育て)
まとめ:「頼れる制度がある」ということを、まず知ってほしい
産前・産後の家事と育児の両立は、本当に大変です。
ぼく自身が、妻がソファで倒れているのを見て初めて「これは限界だ」と気づきました。気づくのが遅すぎたし、もっと早く動けばよかったと今でも思っています涙
産前・産後ヘルプ事業は、使わないと損な制度です。
- 利用料は1時間あたり300円〜とリーズナブル
- 家事・育児の両方をサポートしてもらえる
- 申請は区役所の子育て支援課に相談するだけ
- 依頼内容を事前に言語化しておくと、体験がまったく変わる
「ここまで頼まなくても大丈夫」と思っているうちに、ママもパパも限界を迎えます。制度があることを知っているだけで、いざというときに動けます。
まずは区役所に電話一本、かけてみてください。それだけで、産前産後の景色がまったく変わるはずです。
この記事が参考になったなら、同じように悩んでいるプレママ・プレパパにシェアしてもらえると嬉しいです。
