転職市場では「35歳限界説」という言葉がよく聞かれます。

特に未経験の職種への挑戦となると、40歳を超えてからの転職は極めて困難だと言われています。

しかし、私は40歳を過ぎてから、薬剤師からコンサルタントへの「軸ずらし転職」を実現しました。

この記事では、私が115社に応募し、たった1社の内定を勝ち取るまでの経験から学んだ、転職成功のための3つのポイントをお伝えします。

結論:転職成功のための3つの鉄則

  1. 絶対に諦めないことと / 転職エージェントに頼りすぎないこと
  2. 職務経歴書の内容に徹底的にこだわること
  3. 経歴書に書けるネタに事欠かないよう、普段の仕事に全力で取り組むこと

それでは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

絶対に諦めないこと / 転職エージェントに頼りすぎないこと

「いきなり根性論かよ!」と思われるかもしれません。確かに根性論です。

しかし、諦めたらそこで試合終了であることも、紛れもない事実なのです。

転職エージェントの現実

私も当初は10名弱の転職エージェントに相談しました。

医療業界の薬剤師から、同じ医療業界で経営コンサルタントへという「軸ずらし転職」を目指していることを伝えると、返ってきた言葉は次のようなものでした。

👨「いやー、あなたの年齢では難しいですね」

👨‍🦰「転職できたとしても、年収はかなり下がりますよ」

👨‍🦳「こちらの薬剤師求人の方が、すぐに決まって働きやすいですよ」

👨‍💼「良さそうな求人があれば紹介しますね」(その後音信不通)

…正直に言って、「完全に見捨てられている」と感じました…。(涙)

方向転換の決断

転職エージェントに相談して1ヶ月。紹介されたいくつかの求人に応募するも、あえなく書類選考で撃沈。その後のエージェントからの音信不通さに嫌気が差して、

「それなら、自分で応募する!」と決意しました。

そこから始まったのが、115社への応募という長い道のりです。

厳しい現実と、それでも諦めなかった理由

115社応募して、内定を得たのはたった1社

この数字が、40歳を超えた未経験転職の厳しさを物語っています。

  • 95%の企業は書類選考で不採用。
    (未経験だけでなく、年齢も大きな要因だと感じました)
  • 残りの5%の企業も、一次面接、筆記試験、二次面接、最終面接と、
    各段階で落とされました…

本当に、40歳を過ぎると転職はハードモードになります。
未経験分野への挑戦は、できれば30代までをお勧めします。

しかし、自分は諦めませんでした。

自分の市場価値を(根拠なく)信じていたんです。

加えて、日本にはおおよそ400万の会社があります。
コンサル会社はもちろんそこまで多くはないものの、諦めずに探し回れば、
いつか自分に合う会社に巡り逢えるはずだと(これも根拠なく)信じていました。

こうやって自分を鼓舞し続けて、諦めなかったからこそ、
最後の1社で内定を勝ち取ることができました。

もう、本当に諦めなくて、ほんとうに、ほんとうに、良かったと心から思います(涙)。

職務経歴書の内容に徹底的にこだわること

職務経歴書は「あなたの取扱説明書」

職務経歴書は、単なる経歴の羅列ではありません。
あなたという人材の「取扱説明書」なのです。

ここには以下の3点を明確に記載する必要があります。

  1. 今まで「何を」してきたか
  2. それを「どう」やってきたか
  3. これから「何をしたい」のか

この記載がしっかりしているかどうかが、転職成功への一丁目一番地です。

業界・職種によって書き方を変える

重要なポイントとして、どんな業界・職種を目指すかによって、実は書き方が異なります。

例:コンサルタントへの転職の場合

「課題 → 施策 → 成果」の順番で経歴を書くのがおすすめです。

何がどう問題だったのか?
その問題にどうアプローチしたのか?
結果どうなったのか?

成功したことも、失敗してしまったことも漏れなく記載することをおすすめします。

この流れで書くことで、
論理的思考力や問題解決能力、結果に対する自己評価・反省能力をアピールできます。

AIを活用した職務経歴書の作成

私の場合、生成AIを活用して職務経歴書を作成しました。

手順:

仕事の棚卸しを実施
(いつ、どこで、何をしたのかを箇条書き)


AIに入力して文章を作成し、その後は徹底的に推敲

重要な注意点:虚偽や誇大な記載は絶対にNG

AIは確かに便利ですが、「盛った文章」を書く傾向があります。
必ず自分の目で一字一句推敲してください。

なぜなら、面接で大炎上するリスクがあるからです。

面接相手は、特にコンサルタント業界ではプロのコンサルタントです。
小手先のはったりや嘘は、すぐに見抜かれます。

コンサル業界に限らず、経歴詐称は絶対にやってはいけません。 最後は自分の責任で経歴書を作成しましょう。

経歴書に書けるネタに事欠かないよう、普段の仕事に全力で取り組むこと

職務経歴書の書き方を習得しても、そもそも「書けるネタ」がなければ意味がありません。

日々の業務への向き合い方が未来を決める

普段から「課題意識」と「改善意識」を持って業務に取り組んでいたかが、転職の成否を分けます。

絶対に、今の仕事を手抜きしないこと

思考停止して作業だけをひたすらこなしても、あなたの市場価値は向上しません。

「なぜこの業務が必要なのか」を考えるのです。 「どうすればもっと効率的にできるか」を模索するのです。 「この業務の改善が組織にどんな影響を与えるか」までもを意識するのです。

これらの意識を持って日々の仕事に取り組むことで、自然と職務経歴書に書けるエピソードが蓄積されていきます。

これも根性論?でも、踏ん張るかどうかで未来が変わる

「ここでも根性論かよ!」と思われるかもしれません。

しかし、この姿勢で踏ん張れるかどうかが、本当にあなたの未来を決めてしまうと私は思います。

今日の業務への取り組み方が、数年後の転職市場でのあなたの価値を決めるのです。

まとめ

40歳を超えてからの未経験分野への転職は、確かに険しい道です。
しかし、不可能ではありません。

成功のための3つの鉄則:

諦めない – 数十社、数百社落ちても、最後の1社で内定を得られれば成功です。
職務経歴書にこだわる – あなたの価値を正しく伝える「取扱説明書」を作り込む。
日々の仕事を大切にする – 今の仕事での取り組みが、未来の転職活動の武器になる。

転職は人生の大きな決断です。簡単な道ではありませんが、諦めずに正しい努力を続ければ、道は必ず開けます。

あなたの転職活動が、実り多きものとなることを心から願っています。