薬剤による光線過敏症について,構造式から何かヒントがないか,
というテーマで今日は日本語論文を紹介します.
豊田紗和子, ほか.
薬物性光線過敏症と紫外線可視吸収スペクトルと構造の関連.
医薬品情報学, 2019, 21 巻, 2 号, p. 70-78
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjdi/21/2/21_70/_pdf
結果はこの図を載せるのが一番手っ取り早いでしょう.
要点まとめ
構造式を確認すれば光線過敏症が予測できるかも?
執筆追記
光線過敏症も薬剤師であればときどき耳にする・目にする薬の副作用の一つかと思います.
(とはいえ,ぼくも年に一回くらい,あるかないか程度ですが…)
「光線過敏症だけじゃなくて,薬疹と薬の化学構造式との関連を調べたレビューもないかなぁ?」
と思って文献を探して見たんですが,なかなかこちらは思うような論文を見つけることができませんでした…いやはや,まだまだ論文を検索するのが下手です.というか,一向に上達したという感覚がない.
ただこればっかりは自転車の乗り方と同じで,何度も,検索ボックスに入れる言葉を変えてチャレンジしてゆくしかないです.がんばります.
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